タフライトサイン・
Dレター・クリスタルレター
表現技法
タフライトサイン・Dレター・クリスタルレターの多彩な表現力
ロゴデザインの再現性を高める技法
ブランド名や企業ロゴのシンボルマーク、イメージキャラクターは、カラフルなものや複雑なデザインなものなど多種多様です。平面的なデザインをこだわりある立体的な造形として表現しようとする時、ダイカンの各種切文字サインの高い加工精度と豊富な応用技法が大いに役立ちます。また、華やかな色を多く使った多彩なデザインには、UVダイレクト印刷を組み合わせることで、表現の幅を大いに広げることができます。
ポケット加工 象嵌
ポケット加工は、材料に対して丸形や図形などの指定領域を一定の深さまで削り込む加工のことです。ポケット部分に異なる素材をはめ込めばサインの表情が豊かになるばかりでなく、現場での施工手間を軽減できる利点もあります。
テーパー加工 象嵌
異なる厚みの材料を、同一のテーパー角度(傾斜がある)で逆向きにカットして、隙間なくはめ込む加工技法です。表面に立体的な段差が生まれますので、フラット面に印刷をしただけのものよりも、印象深いサインに仕上がります。
繋ぎ加工(ツライチ or ザグリ)
金属サインでは難しい小さな文字も、タフライトサインやDレターであれば容易に製作することが可能です。しかし、小さなパーツには紛失や脱落の恐れがあります。それを解決する技法が「繋ぎ加工」です。一般的にはつなぎ部分に段差のない❝ツライチ❞で作成されることが多いですが、ダイカンではロゴの再現性を高めるために、繋ぎ部分に段差をつける❝ザグリ❞加工を推奨しています。
V溝彫刻
V溝彫刻は、石材や木材彫刻でいうところの薬研彫り(やげんぼり=文字の凹みがV字になっている彫り方)のことです。V字型の陰影が付くことで文字や柄目がはっきりと認識でき、複雑な柄目も最小0.2mmの刃先で精度高く繊細な彫刻が可能です。
重ね貼り
金属に比べて軽量(ステンレス1/7)であるという特徴を活かして、両面テープや接着剤で簡単に重ね貼りができます。細かい部分や柄目であっても、あえて立体的を強調することで、とても優雅ですぐれた気品にあふれるサインに仕上がります。
加工方法によってサインの表情は大きく変化します
シンボルマークは文字通り「象徴」となる図形なので、加工方法にこだわれば、
より一層印象深いサインに仕上げることができます。
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UVダイレクト印刷
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ポケット加工象嵌
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重ね貼り
- 平面的
- 立体的
左右にスワイプして
ご覧ください。
カラークリア塗装
指定色に調色した塗料とクリア塗料を混ぜ合わせ、透明感を残しながら着色を行う塗装技法のことです。タフライトサインの金属メッキ下地にカラークリア塗装を行えば、金属感を残しながらカラフルに着色することが可能になります。
UVダイレクト印刷
UVダイレクト印刷はUV光(紫外線)で硬化する特殊なインクを使用したインクジェットプリントのことです。速乾性があり、対象物に最高1200dpiの高解像度でダイレクトプリントできる上、単色でも多色(フルカラー)でも費用は同じです。
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ダイレクト印刷
素材に直接プリントができるので、多少の凹凸面であっても、フルカラーでグラデーションの表現が可能となります。
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透過式印刷
カラークリア塗装では表現できない多彩なグラデーションも金属感を残しながら透過性のある印刷が可能です。
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透明印刷
透明インクを使用すれば、細かい柄も立体的に凹凸をつけながら、さりげなく表現することができます。
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クリスタル裏面印刷
クリスタルレター(透明アクリル素材)の裏面から印刷すれば、照明の光が透過して、美しい光の陰影が現れます。
3D彫刻(立体的な表現)
イラストレーターのグラデーションデータやフォトショップの画像を取り込み、コントラストを自動で検知して3Dデータに変換することができます。熟練した彫刻家に劣らないリアルで繊細な3D表現が可能になりました。
ハンドメイドもお手のもの
機械加工では困難な立体的な部品や、単品製作で初期費用をかけづらいものは、職人の手作業で製作することもできます。
一品限りの製作であっても、ぜひお気軽にご相談ください。